宮崎市塗装業協会は2月23日、宮崎市立宮崎大淀小学校で、日本塗装工業会宮崎県支部と合同の防災訓練を実施しました。両団体の会員企業から約30人が参加し、災害発生時に於けるそれぞれの役割や活動内容、連携体制を入念に確認しました。
災害時に於ける迅速な復旧・復興支援を目的に、当協会では2011年に宮崎市と応急対策業務等に関する協定を締結。災害発生時に被災構造物の簡易点検や応急修理、公共施設や住宅等の汚泥の洗浄、断水高層ビルへの給水等を行います。
今回の防災訓練では、生徒達が頻繁に使用する下足棟など、校内の平屋建の建物を中心に、目視と打音診断棒で外壁面のひび割れやモルタルの浮き・はく離などを確認。該当箇所をハンマーで除去して、除去部分に補修材を塗り込みました。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響で2年ぶりの訓練となりましたが、塗装工事業が地域に果たすべき役割を踏まえ、災害発生時に迅速かつ的確に対応できるよう、今後も訓練を通じて、協会内の体制を整えて参ります。