平成30年度「定時総会」

定時総会

 4月25日、宮崎市内で平成30年度の定時総会を開催しました。会員全社の代表が出席し、事業経過や委員会活動内容、収支決算について報告を受けたほか、平成30年度事業計画案及び収支予算案を満場一致で承認されました。任期満了に伴う役員改選では、会長に堂地隆一氏が再選されました。

 先に行われた表彰式では、宮崎市発注工事で優秀な工事成績点を獲得した押川塗装と現場の安全衛生管理が特に優れていたタニグチ防水塗工に堂地会長が表彰状を授与。表彰が会員の技術及び安全の向上に資するものであることを踏まえ、「会員の模範となるよう、引き続き、努力を重ねて欲しい」と協力を求めました。

 挨拶に立った堂地会長は、塗装工事業が抱える課題の一つが、職人の高齢化や若者の建設業離れによる人手不足、技能の伝承であることを指摘。数ある建設業の職種の中で塗装工事業に入職してもらうためにはPRが必要との認識を示すと共に、時代の流れに沿った企業経営の実践等を会員一同に呼び掛けました。
 また、高所作業が多い塗装工事が常に危険と隣り合わせであることに言及。開会中のサッカーワールドカップを例に「安全というゴールを決めるためには連携が欠かせない」と述べ、現場責任者が安全意識を高く持ち、指示を受けた作業員が安全作業を実践するなど、現場が一体感を持つことで無事故・無災害を実現できると述べました。