宮崎市市営住宅大塚台団地113棟にて、災害時のマンションや団地の断水による水不足に迅速に対応出来るよう、断水高層ビルへの高圧洗浄機による給水訓練を実施しました。
訓練の内容は、会員らが普段仕事で使用している高圧洗浄機を使い、散水車タンクの水を団地屋上の受水タンクに給水するもの。飲料水としての使用は出来ないが、タンクへ給水された水で、トイレや風呂、洗濯、食器洗いなど普段どおりの生活を送ることができるようになります。
園田会長が挨拶に立ち「我々宮崎市塗装業協会は、去る9月16日に災害時における応急対策業務等に関する協定を宮崎市と締結致しました。しかし協定締結自体が目的ではなく、有事の際に役立たなければ意味を為し得ません。協会として、このような訓練を毎年実施し、継続していく考えでありますので、皆様のご協力をお願いします」と挨拶しました。
安全品質向上委員会の山名博委員長((有)ヤマナ巧業)が現場説明を行ったのち、会員らが地上班と屋上班の二手に分かれ、散水車の水を高圧洗浄機により屋上の受水タンクに給水する模擬訓練を行った。会員らは、阿吽の呼吸でスムーズに作業を進め、強い団結力と行動力を確信しました。
協会員全23社 参加。